地球が静止する日

SFは嫌いじゃないので見に行った。
地球を救うために人類を消しにきた異星人が、途中でなぜか「やっぱり人間にもいい面がある」と言って、半端に都市を破壊して宇宙に帰ってゆくお話。


残念ながら人に勧めるほどのいい映画とは思えなかったけど、途中で出てくる、人間を調べるために人間に化けて長年地球で暮らしてきた異星人の調査員の言葉は印象深かった。彼は
「客観的にみるとやっぱり地球のためには人を消すしかない、
 でも僕は彼らが好きだから一緒に消えたい。」
と言っていた。


原作の「地球の静止する日」も読んでみた。こっちの方が、人間に対して鋭い批判(ネタとしては古いけど)が行われているような気がした。