docomomoシンポジウム

2時から汐留ミュージアムでdocomomo展の関連シンポジウム
菊竹×林×槇という豪華メンバー


同い年の三人だったが三者三様にいい年のとりかたをしていて魅力的な人たちだった。
話しの中で盛り上がったのは都市と住宅に関すること
社会資産として住宅が集積されず、よい住宅でも税制上の問題や、住環境の変化などで、容易に
次の世代に伝えて行けない様な社会は間違っているのではないかという問題提起が強くなされた。
中でも菊竹さんの怒りはすごかった。


年間100万戸以上の住宅が造り続けられているのにまだこのような状況というのは
みんな気が狂っているんじゃないかと言う菊竹さんの怒りは確かに共感できる。
窓の外に広がる無数の住宅群を見るとそうは思うが、それを見ている自分の部屋が大きな通り沿いの
マンションの一室だったりすると何とも言えない気分になる。


建築関係の学生や職業に就いている人はみんないったいどんなところに住んでいるのだろうか