2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

17歳のカルテ

前の二つをかりた勢いで、前からみたかったのを思い出してかりた。 今日見た中では一番面白かった。 一様どこも悪くないと思われる主人公が精神病院に入るのだが 結局最後には何が異常で何が異常ではないのかよくわからなくなってくる。 書いてる自分もよく…

バージン スーサイド

ソフィア・コッポラの最新作を先週見たので、かりてみた。 姉妹の自殺した理由はあきらかにされることはなく、 その明確に言語化できない理由そのものが一番つたえたかったものなのだろう。 凶器の桜と比較すると設定に特異な部分はない。ごく普通の家庭にお…

凶器の桜

設計の課題が渋谷なので一様見てみた。 「いまいち」というのが正直な感想だ。 主人公たちが今の日本に不満を持っていると言うところまでは 理解できる。ただそこからある種の世直し集団をやっているという設定は 分かりやす過ぎるのではないだろうか。 そう…

映画三本立て

今日は映画の日だった

小林先生

昨日は 今いる研究室の先生の先生の先生、つまり二世代前の教授が亡くなって20年が経ったらしくその集まりが合った。 特に感動的な話しもないし、凄く有名な建築家が勢ぞろいしたわけでもなかったけれどとてもよい会だった。 80名いた参加者全員が亡くな…

土方巽

渋谷のシアターフォーラムで70年代の土方のフィルムを見る。 人の身体の不気味さを土方以上に表現できる舞踏家はいままで見たことがない。 レイトショーにも係わらず会場は満席に立ち見も断るぐらいの盛況ぶりだった。 土方についてはまた後で書くことにす…

山本×伊東×鷲田

工学院大学での講演会 極言すれば、透明性、抽象性というものを推し進めた場合そこで得られるものは何で失われるものが何か、そのとき私たちの身体はどうなるのか ということだった。 抽象化されたものの魅力というのは見た人がそこで何かを想像できるという…

コールハース

最近出た「行動主義」をよむ。 彼が忙しく動き回る様子はよく描かれているがそれ以上に彼を取り囲む人々の 多様さが面白かった。 「レム・コールハース」という固有名詞だけが目立ちがちだが、彼を囲む多くの人がいて「レム・コールハース」という存在が成り…

饒舌抄

神田に水着を買いに行ったついでに南洋堂によって吉田五十八の「饒舌抄」を見つけて思わず購入、研究室によって帰りに早速プールによって帰る。 饒舌抄はかなり読みやすい。建築以外のテーマについても幅広く吉田の書いたものがおさめられており、彼の人物像…

遂に開通

ついにネットが開通した。 かなり待った開通だったがいざしてみると特に見たいものもなく、数時間で飽きてしまった。 今「中野考次の論語」を読んでいる。 誰もが一度は耳にしたことがあるような教訓が数多くのっているが 漢文という形で読むと又違った響き…

新年度開始

今年から僕もついにM1となる。 昨年度はうまくいかないことばかりだったが、その原因は 計画性の無さという一言にまとめられる。ふりかえるな ふりかえるな 後ろには夢はない昨日は光彦さんの新しい住宅を見学することができた。 やっぱりプロの力はすごい