アーキグラム

水戸芸術館アーキグラム展へ
まとまってアーキグラムの作品を見たことはなかったし、
それほど強い興味が会ったわけではなかったけど、行って本当によかった。


展示もよかったし講演会もよかった。
そのなかでももっとも気になったのはメタボリズムとの比較。
アーキグラムにはメタボリストにはない明るさと陽気さがある。
彼らは「自分たちは未来を創造しようとしたのではなく、あの当時楽しいと思ったものを
形にしただけだ」
といっていたが、メタボリストはかなり本気で実現を考えていたのようである。


それ以上にメタボリストとの違いはメンバーの個性にあるような気がした。
というのは彼らは本当に仲がいい。(すくなくとも講演中はそう見えた。)
ああいう雰囲気はメタボリストにはなかったのではないか
そういえばメタボリズムは時間にうるさいグループだったそうだ。
黒川紀章が遅刻して怒られたとかなんとか・・・


会場で久しぶりにいろいろな人に会えたのも、何となく楽しい気分になった原因かもしれない。
ただふと思うとみなさん女性ばかり。
やはり女性の方が元気なのだろうか
と書いてふと思ったのだけど、こういう思考自体、建築界の男性優位の偏見を前提とした
ものかもしれない。う〜ん