話し合い

今日は研究室の懇親会
先生方も楽しそうに酔っぱらっていてなにより。
一人づつ自己紹介をしたのだけどなぜか僕の時は先生が激しく絡んできた。


学部生も沢山いる前だったし、何だかボクサーの公開スパーリングをやらされた気分だった。
「うっ それはよく知らない」
と思いつつも、平然をよそおい論点をずらしたり、
思い切って逆に質問をしようとしてみたり。
年上の人とか、頭の切れる人たちと、緊張感を持って会話をするのは楽しい。
スパーリングではないけど格闘技に似た面白さがある。


その後、院生室に戻って研究
をしようとしたら隣がうるさくていまいち集中できなかった。
そのことをお隣さんに伝えようとしたものの、いまいち話しが噛み合ないまま終わってしまった。


帰りに自転車こぎながら考えたのは
話し合いにおいて、自分の結論、話をどのような方向に持っていきたいかという方向性、それから相手が何を言うかという予測、この3つをあらかじめ明確にしておくのが大切なような気がした。
でも思ったように話しが進めばいいかというと、それでは一人で考えるのと一緒で
一番面白いのはあらかじめ考えていたことが、会話の中でダイナミックに変わってゆく瞬間だと思う。


それから会話の最中においてはその都度、何付いて話しているのか、それについての選択肢が
いくつ出ているのか意識しておく必要があると思う。
問題解決の方法に付いて話していて、今のところ選択肢は3つあるとか
問題の原因に付いて話していて、考えられる原因は2つとか


夜、エリカに電話してこのことを話したら
「あなたはたまにそういう話し方をするけど、すごくカチンとくる」
と言われてしまった。
確かに、どんなにいろいろ考えても最後に
「なんだかヤナやつだった」
と思われたらそれでおしまいです
それにしてもさすがエリカ、言ってくれます。