台風

気候風土が人間の精神に影響するなんて話はよく聞きますが、台風情報を見ていると、確かにその通りかもしれないと思います。

要点は2つあって、一つは、台風って、当たり前ですが同じ台風が日本をいろいろなコースをたどって通過してゆくとうことです。昼間、九州にいたやつが、夜になって東京にやってくるとか。

もう1つは台風が来ると聞くと何となくワクワクしてしまう気持ちです。もちろん、人が死んだりするわけですから、簡単に楽しいとは言えませんが、心のどこかで、もっと雨ふれ、とか町なんて全部流されちゃえばいいんだとかいろいろ想像するわけです。

そう考えると、台風って日本を巡業する御祭りの一種のように見えてきます。よく考えると他にも同じようなものがあって、例えば桜の開花とかも南から北へどんどん上がってくる、それを追いかけるようにお花見という御祭りが開かれるわけです。梅雨も南から来たへあけていって、終わると夏みたいな。

うまくいえませんが、台風とか桜とか梅雨とか、南から北へ、ぬけてゆくものがあって、それをみんなで体験するってかなり日本独特なものではないかと

ナニヲイッテイルヤラ