修士設計の中間発表を覗いてみた。
さすがにどれもよく考えてあるとは思ったものの
物足りなさが残った。
(全部みたわけではないのであくまで僕がみた範囲で)
様々なロジックや方法論やデータの説明、もしくは発表する事自体に手一杯で
いったい何が問題で、それをどうしたいのか、
発表者の素直な気持ちみたいなものがいまいち伝わってこなかった。
もちろん、全員が漫然と設計しているとは決して思わないが、
もっと驚くべき発表を期待していただけにやっぱりモノ足らなかった。
A.D.Aの二川さんは「建築は発明と発見だ」と言っていた。
建築が形になる前の段階でも「発明と発見」は大切だと思う。