問題を見つける

僕の指導教授曰く
「批判する時は注意深く、緻密に、徹底的に」
だそうです。


そこで修士設計tについて思った事をもう少しだけ書いてみます。
僕が感じた物足りなさというのは別の言い方をすると「既視感」です。つまり、設計のスタートになっている問題点みたいなものがどれも見た事あるようなものに感じでしまったのです。現状の問題点を建築的に解決する事はもちろん大切なことだとは思いますが、他の人がたくさん解いている問題を解いてもそんなに面白くないわけです。


誰も問題だと思っていなかったようなこと、
設計の課題になると思っていなかったようなこと、


僕が見たかったのはそういった「発見」だったような気がします。外から言うのは簡単で、実際にやるのは大変だというのは解っているんですが、ついついよけいな事を書いてしまいました。


関係ありませんが、僕の指導教授はこうも言っていました。
「笑ってごまかせ 自分の失敗
 激しく罵れ 他人の失敗」
(本当にそんなんでいいのだろうか・・・)