デザイナー?
最近ちょっと面白い話を聞いた。
その人曰く、
「デザイナーっていうのはみんなちょっと変わったカッコをしていて
独特の雰囲気があって、カッコいい家に住んでるみたいなイメージを持っているかもしれないけれど
それは大きな間違いなんだ。
デザイナーというのは、みんなが求めているけどまだ形になっていないものを
たくさんの人たちの共同作業のなかで形にしていくんだ。
そう言う人が、ちょっと変わったカッコをする必要がどこにあるんだ。
デザイナーこそ一番普通の人であるべきなんだ。」
とかなんとか。
それからこんなことも
「デザイナーの利益というのは、お金だけではない。
それを使う人、そこに住む人の生活が少しでも豊かなものになれば
その豊かさこそがデザイナーの最大の利益なんだ。
だから、デザインの重要性を解っている会社はなくならないけど
金儲けだけに走ればどんなに大きな会社でもすぐになくなるんだ。」
とかなんとか。
全てがその通りとは思わないけどなかなかいいこと言っている気がします。
写真はたしかSteven HollのSarphatistraat Offices
階段の手すりまで徹底的に「デザイン」されていて、その密度に目眩がしました。