神様といえば・・・

神様といえば、自分にとってまっさきに思い浮かぶのは
もちろんナメック星人ですが、
ちょっと考えると、地球の神様が異星人という発想はなんだかSF小説みたいです。


実は、再来週に伊勢神宮に行くので予習もかねて、
おなじみの仁科神明宮に行ってきました。


何度行っても、あの雰囲気には圧倒されるわけで
神様がいるとしたらきっとこういう場所なんだろうと思ってしまいます。


少なくとも、神様がいるかどうかは置いておいて、
神様がいそうな雰囲気をつくることには成功しています。


そして、「神様がいそうだな」と感じる心は
何百年も前に建物をつくった人たちとつながっている
感じがします。


そこで、ふと思ったのですが、
もちろん、当時の人々は
自分たちの信じる神様がどうしたら降りて来てくれるのか必死に
考えながら、形を決めていったと思うのですが、
そこには、同時に
「自分たちの神様はこういう場所に降りて来てくれる神様であった欲しい」
という設計者たちの願望もあったような気がします。


多分、他の宗教でも同じで
もちろん、技術的な問題や材料の問題もあったとはおもうけど
ゴシックを作った人たちは、
「自分たちの信じる神様はああいう天井の高い、
 色とりどりの光差し込む空間にいてほしい」
というような願望を心のどこかに持っていたのだと思います。


そう考えると、いろいろと見方が変わってくる気もしますが
やっぱり、西洋の神様のことはよくわからないわけで、
やっぱり、神様と聞いて自分が思い出すのは緑色の耳の尖ったあの人になってしまいます。