NOX

Lars SpuybroekのNOXを読む。
ひたすらグニャグニャのCGが続く。
ただそれぞれの形態の裏には、それを支える設計手法がきちんと
存在しているようだ。


ただその設計手法がどこまで客観的でどこまで恣意的なのかは
よくわからない。
ある形が決定される時の恣意性はよく話題になるが
形態が複雑なだけによけいに気になる。


NOXに見られるようなコンピューターを使った複雑な形態は現在の一つの
流行だろう。
それらが歴史化されたときどのような評価を受けるのだろうか。


いつか僕もちょっと偉そうに
「ちょうど僕らが学生の頃、あの本でたんだよね」
なんて言っちゃう時代が来るのだろうか