脳みそ

海馬を読んだ勢いて「進化しすぎた脳」を読む。
人間の脳みそは宝の持ち腐れ状態で、人間の身体ではその能力を
最大限に引き出すことは不可能に近いらしい。
その「進化しすぎた」分は何かあったときのために
とってある。

というようなことが書いてあった。
「もともと人間は脳の力をほとんど使っていない。」
というような主張はよく聞くものである。
本を読む限り納得できるし、著者の主張は正しい気がする。


ただふと思うのだが、
何万年も続く生存競争を経て、数々の苦難を経て今日に至る人間の身体が
無駄なもの、過剰なものなどつくるのだろうか。
きっと何かあった時のためにつかうんだよ。なんていいながら遊ばせておく器官など
つくりだす余裕があったのだろうか。
しかも脳はやたらとエネルギーを使う。
やたら食うのに滅多働かないなんて怠慢を体が許すようには思えない。
そう考えると、ただ単に人間がはかり方が悪くて休んでいるように見えるというだけではないか
というきもする。


などなど学生の妄想は今夜も続くのでした。