ギャラ間

の空間術講座を聴きにいこうとするも既に満席ということで断念
偶然、ヒロタさんに会えたので少し話しを聞くと開場2時間前には列が出来ていたということ。その頃僕はちょうどプールの中、ちょっと読みが甘かった。


最近「複雑な世界、単純な法則」を読んだ。
面白い。
どうやらネットワークと呼ばれるものの多くはそれが人間関係であれ、交通網であれ、パソコンであれ、ある程度組織化されたネットワークと、組織化された固まりをランダムにつなぐネットワークの2種類が混在した状態にあり、それによって任意の2点に付いて驚くほど短い距離で結ぶことができるそうな。
(一番有名な例が世界中のどの2人をとっても6人の知人をかえすことでだいたいつながるというやつです。)


本にも書いてあったことだけど、水をいくら細かく見て、原子だ、核だ、中性子だといったところであんまりよくわからないわけです。それより水は水としてとらえて、それが集まったときにどういう動きをするかとかいうほうが面白いのではないかと。
「複雑なものを複雑なまま理解するのが複雑系だ」といった科学者もいましたが、それと同じことのような気がします。そういった要素還元主義的思考ではなく、物事を捉えてゆく手法が非常に面白い本でした。


ふと思ったのは
建築勉強していると、はじめて会う人でもよく聞いてみると知人の知人みたいなことはよくありますが、実はそんなに驚くようなことではなくて、「この世界って狭いですね。」と言い合ってしまう僕らの同族意識と言うか建築界の閉鎖性の方が問題ではないかと。
なんてね