いつも本屋にいるあの人

ずっと前から気になる人がいました。
大型書店に行くと必ずいる英会話の勧誘です。
挨拶からして何となく怪しいとは思っていましたが一度ぐらいは話しを聞いてみたいと思いつつなかなかそういう暇な時がありませんでした。


先日、ちょっと用事があって丸善本店に行ったのですが
そこにもまた英会話のお姉さんがいました。
その人がすごくきれいな人だったので、時間もあるし
後で話しを聞いてみようと思っていましたが、戻ってきたときにはいなくなってました。


そこでふと思ったのですが
電車男も59番も実はかなりすごいやつではないかと。
僕は英会話のお姉さんに惚れていたわけではありませんが
中沢新一の「アースダイバー」に気を取られ、話すチャンスを逃したことは事実です。


その点、彼らは小さなチャンスをものにしたわけでし、
そのきっかけには明らかな積極性があったわけです。
僕は、電車で人を助けることもないだろうし、
飲み屋で他人の着信に突っ込むことも出来ないとおもいます。
何がいいたいかと言うと、どんなに平凡な主人公でも
物語のスタートには、何らかのきっかけがあるということです。

ナニヲカイテイルヤラ