メゾン ド ヒミコをみた

ちょっと前にライズでメゾン ド ヒミコを見た.
ライズに向かってスペイン坂を上がっていると、なんと反対側から浅田彰が歩いてきた.
2年ぶりぐらいに本ものを見たけど、本当に頭が良さそうで、独特の雰囲気の持ち主だった.
何となく気合いが入っていざ映画館へ


映画は、いくつかのエピソードが絡み合いながら淡々と進む。ただ、個々のエピソードに全てゲイというちょっと変わった人たちが関わっているので、不思議と全体として一体感がある。
一つの強烈なストーリーがあるわけでもなく、複数のストーリーが組み合わされているともいえず、ちょうど彼らが男と女のあいだあたりにいるように、この映画も曖昧な輪郭を持っている気がする。
きっとこの映画の魅力もそういうところにあるのだろう.


出演者もよかった。ミンさんはほとんど動かなかったけど、やっぱりミンさんで、きっと彼にしかできない役だっただろう。シバザキコウの普通っぷりもよかった。住人のゲイたちもそれぞれ個性的だったけど、まあ、当然と言えば当然かもしれない.


そういえば、今度、玉井さんがソロで踊るらしい.
時間があれば行きたいけど・・・
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