つくろう

記憶が定かではないけれど、
何年か前の日立の宣伝で
黒澤明監督の写真をバックに「つくろう」というコピーの入った
新聞広告があった。
http://www.hitachi.co.jp/advertising/tsukurou/ad/past.html


唐突だけど、以前から気になっている事で「中世」という問題がある。
僕が学生のとき論文を書いた前川國男という建築家も「中世」に何らかの
憧れをいだいていた建築家だ。
その他にもいわゆる「中世主義者」と言われる建築に関わる人物は何人かいる。
そして、こんなことを書いている僕自身も
何となく「中世」に憧れをもっている(ような気がする。)


なんで「中世」に惹かれるのかその理由を考えた時に
ふと思い出したのが、最初に書いた「つくろう」だ。


ものづくりは楽しい。(と僕は思う。)
その楽しさを「つくろう」はうまく伝えていると思うけど
「中世」という言葉にも同じような「ものづくりの楽しさ」が
含まれている気がする。


なんでものづくりが楽しいのか
その疑問を解くために僕はいろいろ本を読んでいるのかもしれない。