2007-07-27から1日間の記事一覧
旅のはじまりは妹島さんから。 うまくは言えないが時間が止まっているような感じ。 モダニズムの建築が材料の経年変化を許容しないというような指摘はこれまでも なされてきたけれど、現実問題としてコンクリートも鉄も時間が経てば汚れるし、耐力も落ちる。…
よい建築。 石庭が広い割に人がいなくてちょっと寂しい感じだったけど、 天板のわざと釘頭をみせた留め方とか サッシの納まりとか ハツリの壁の質感とか 細部まできれいに作られている感じがした。 ただちょっと気になったのは抽象化のこと。 石庭に面した部…
黒川紀章、1967年の作品 「docomomoにも選ばれているし、まあ一応行ってみるか〜」みたいな気軽な感じで行ってみたが思った以上によかった。 「市民の連帯感を高めるために議場と執務室を立体的に分離した」とのことで 地階が議場になっていて、その上が屋外…
内藤廣、2001年の仕事。 もともと内藤さんは好きな建築家なので、なんでもよく見えてしまうのかもしれないけど いい建築だった。 例えば、数時間前に見た斎藤茂吉記念館は、 設計者の頭の中に、日本の伝統的な形というのを意識して それをどう現代的に解釈し…
近くにあるということでちょっとよってみたけど予想以上によかった。 不思議と写真では全く伝わらないのだけど、本堂の迫力はすごかった。 仏像もなかなか。
設計の教科書のような建築。 前に古谷さんの茅野市民館のことを書いたけど 感覚的にはちょっと近いものがある。 ただ、建物の規模のせいなのか、設計者のキャリアのせいなのか こちらの方が密度は濃い。 濃い空間に身を置くと 「あ〜こういうのは絶対ウチで…