ケンチク
思った以上に小さい温泉街 朝、散歩をしながらふと思ったのは街並のこと。 全体を見ると温泉街らしい街並に仕上がっているが一つ一つを見てみると 建物は結構バラバラであまりまとまりがないように見える。それでも全体として何となくまとまって見えるのは、…
これまた、思いのほかよかった。 古い建物というのは、何かしら価値があったからこそ残ったのだろう。 以前、C+Aの小嶋さんが「古い建築は一度いってだめでも、二度目三度目と通う間に 良さがわかるようになるが、現代建築は一度いってだめなら一生駄目」と …
これまたすごい。
これもよい。
旅のはじまりは妹島さんから。 うまくは言えないが時間が止まっているような感じ。 モダニズムの建築が材料の経年変化を許容しないというような指摘はこれまでも なされてきたけれど、現実問題としてコンクリートも鉄も時間が経てば汚れるし、耐力も落ちる。…
よい建築。 石庭が広い割に人がいなくてちょっと寂しい感じだったけど、 天板のわざと釘頭をみせた留め方とか サッシの納まりとか ハツリの壁の質感とか 細部まできれいに作られている感じがした。 ただちょっと気になったのは抽象化のこと。 石庭に面した部…
黒川紀章、1967年の作品 「docomomoにも選ばれているし、まあ一応行ってみるか〜」みたいな気軽な感じで行ってみたが思った以上によかった。 「市民の連帯感を高めるために議場と執務室を立体的に分離した」とのことで 地階が議場になっていて、その上が屋外…
内藤廣、2001年の仕事。 もともと内藤さんは好きな建築家なので、なんでもよく見えてしまうのかもしれないけど いい建築だった。 例えば、数時間前に見た斎藤茂吉記念館は、 設計者の頭の中に、日本の伝統的な形というのを意識して それをどう現代的に解釈し…
近くにあるということでちょっとよってみたけど予想以上によかった。 不思議と写真では全く伝わらないのだけど、本堂の迫力はすごかった。 仏像もなかなか。
設計の教科書のような建築。 前に古谷さんの茅野市民館のことを書いたけど 感覚的にはちょっと近いものがある。 ただ、建物の規模のせいなのか、設計者のキャリアのせいなのか こちらの方が密度は濃い。 濃い空間に身を置くと 「あ〜こういうのは絶対ウチで…
再び、仁科神明宮。 鳥居をくぐると本当にそこに神様がおりてきそうな雰囲気の空間が広がっている。 この感じを味わいたくて日曜の朝から車で一時間かけてやってきた しばらく眺めていると不思議なことに気がついた。 本殿と手前の拝殿の堅魚木の位置がすこ…
金沢城も見た。 兼六園と違いこちらは初めての訪問。 これもまたいい。 何がいいかというと壁と石積み 呼び名が解らないのが恥ずかしいが、色がとてもきれだった。
仕事終わりにちょっと時間があったのでよってみた。 二回目だけどやっぱりいい。 歩いていて思うのは、道のこと どの道もグネグネと曲がっていて、ちょっと先を見ると 道が全然見えなくて、少し不思議な気分になる。 以前ヴェルサイユ宮殿に行った時に、 霞…
気を取り直して、再び木の話。 写真は、カンボジア 実は、よく探すとアンコールワットが写っている。 遠くからアンコールワットを見るとまるで、大きな木のように見える。 日本に帰って、カンボジアからの留学生に聞いてみると、確かに昔は巨木信仰のような …
なかなかよい建築。平面計画がよい。ただちょっときれい過ぎる気も・・・ なんだかうまくまとまりすぎているというかなんというか・・・ 文句を言ったついでに何となく引っかかった理由を考えてみたが、多分答えは説明のしやすさだと思う。 「駅から来た人が…
二度目の訪問。歴史があるだけあってなかなかよい建築。気になったのは2つ、平面計画と御柱。 平面計画について。動線は鳥居と神楽殿を直線で結んでいない。むしろ神楽殿をさけてそのまわりをぐるっとまわるように計画されている。 なんだかよくわからない…
見上げるような杉並木を通り、山門をくぐるアプローチがよい。重なり合う屋根が美しい。
せっかく松本にいるので仁科神明宮を見に行ってきた。「少なくとも年に4回、季節ごとに見に行った方がいい」とアドバイスしてくれた人がいたけど、まさにその通りで、僕も何度も見に行く価値がある建築物だと思う。 敷地内をブラブラ歩きながら、ふとロージ…
建築も絵画もよかった。建築については、ディテールもきれいだったが、空間構成がよかった。雁行する平面の両端に二層分吹き抜けを配置し、こじんまりしたエントランスから吹き抜けを通り、二階の展示室へ、展示室の終点にまた吹き抜けがありそこから一階に…
建築史を大学で専門にしながら、善光寺のことはほとんど知らなかったのだけど、せっかく長野県民になったので行ってみた。あいにく三門は修復中でしたが、本堂はみることができた。本堂は正面から見ると寄せ棟のようだが、実際は「撞木造り」と呼ばれる独特…
日曜日は休みかと思っていたが、覗いてみたら開いていたので見てきた。いつものメンバーが顔を揃えたという感じで、まあ内容もいつもの通りだった。たまに想像するのだが、100年後の建築家や建築史家は現在をどのように捉えるのだろうか? 形の自由度が追…
三浦さんの設計した渋谷の納骨堂を見に行く。格子状のPCが構造体になっていて、それが納骨スペースにもなっているという建物、壁一面に骨がおさめられている空間はなかなかの迫力。外部のチタンプレートも面白い。その後、一緒に言った友人と久しぶりにいろ…